TRL-MTPの使用例:第1弾です。
今回はバッチファイルです。私はバッチファイルというものをほとんど使ったことがないので、ごくごく簡単な例となります。詳しい方はもっと便利に使えたりするのかも知れません。
今回やりたいことは以下のとおりです。
「あるアプリから出力された複数のテキストデータをPCへコピーし、コピーが成功したら削除したい!」
具体的には私のスマホ内のAndroidアプリ「KUSA」の照合履歴を、PCのデスクトップにある「CheckData」フォルダへ元の名前のままで取り出そうという試みです。
データ受信.bat
@echo off
TrlMtp.exe /C:DL /D:"PC¥Xperia Ace II¥内部共有ストレージ¥Download¥KUSA¥*.txt" ^
/A:"C:¥Users¥moriyama¥Desktop¥CheckData¥<BASE_NAME>.<BASE_EXT>" /O /B
echo ExitCode = %errorlevel%
if %errorlevel% neq 0 (
echo プログラムは異常終了しました。
pause
exit
)
TrlMtp.exe /C:RM /D:"PC¥Xperia Ace II¥内部共有ストレージ¥Download¥KUSA¥*.txt" /B
echo ExitCode = %errorlevel%
if %errorlevel% neq 0 (
echo プログラムは異常終了しました。
pause
exit
)
echo プログラムは正常終了しました。
pause
exit
この「データ受信.bat」を「TrlMtp.exe」と同じフォルダに保存して実行します。
バッチファイルは文字コード「Shift-JIS(ANSI)」で保存しなければならないのでご注意を。
最近のメモ帳なんかはちゃんと指定しないと「UTF-8」で保存しちゃいますからね。
今回はテストなのでコピーが成功したら削除してしまっていますが、削除(/RM)ではなく改名(/RN)で拡張子を変えるとかしたほうがよろしいかも知れませんね。1か月に1回(改名後のファイルが溜まってきたら)、バックアップを取った後に端末上から手作業で削除するような運用がより安全だと思います。
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